高出費ジャニオタからの脱却〜私、普通のオタクに戻ります〜

自担のため、己の欲のために散財してきた某ジャニオタが、普通のオタクに戻るまでの怒涛の日々を綴ります。

自己紹介〜多額な借金を抱えるまで編〜

前回の記事では、私の簡単なプロフィールとこれまでの担降り歴について紹介した。

ちなみに前回伝え忘れたが、現段階で抱えている負債は約80万円。

今回は、私がなぜ負債を抱え、ブログ開設に至ったのかをお伝えしたい。

 

前回の記事に書いた通り、私は2015年の夏、サマパラ菊池風磨ソロ公演(通称:ふまパラ)に足わ運んだとにより、見事ジャニオタへと返り咲いた。

ジャニオタに返り咲いたとはいえ、この頃の金銭感覚はまだ正常だったので、その後のDREAMBOYS(通称:ドリボ)に入ることはなかったし、翌年2016年の春ツアー(通称:ウェルセク魂)もそこまで大金をつぎ込むことはなかった。

 

そして、2016年夏。サマパラ2016の開催が決定した。

正直、ドリボも春ツアーもこの時のために我慢したところがある。去年の夏がまた帰ってくる、いや、パワーアップした演出が見れる。この1年もの間、私はずっとこの時を待っていたのだ。この時のために生き延びたと言っても過言ではない。

そして気がついた時には、全9公演中7公演分のチケットが私の手元に届いていた。もちろん、席を妥協できない私は、いわゆる良席チケットばかりを回収していた。

2016年夏が終わった頃には、すでに30万円ほどの負債を抱えていた。だがしかし、これは想定内。10月にボーナスが入ることが分かっていたので、そこで一括返済するつもりだったので、大した負債ではないと思っていた。

 

しかし、このタイミングでの返済は終わったものの、この時既に私の金銭感覚は狂い始めていた。

おそらく次の現場は春。そこまで大した出費はないし、借金返したし、ちょっとくらいの負債なら直ぐに返せるだろうと思い、自分にお金をかけ始めた。デパコス、ブランド物のバッグ、服、アクセサリー、エステ…いや、これが普通の20代の生活なのかもしれないが、春のツアーで出費がかさむことが分かっているにも関わらずこのお金の使い方はあまりにも計画性がない。

加えて2017年春ツアー(通称:STAGE魂)に関しては、Sexy Zone5周年anniversaryという大事なツアー。そりゃぁ良席多ステにもなるし、その上これが最後の紙チケかもしれないということで、出費がかさむことは分かっていた。それなのに、私は欲望のまま金を使い続けた。

 

結果として、STAGE魂は過去最多公演数入ることになり、当然全額支払える訳もなく、再び負債を抱えることになった。

 

そして、わたしがここまで負債を抱えることになった最大の理由は、サマパラ2017。

ここまでの経緯から想像はできるだろうから多くは語らないが、チケット購入のためにバンバンカードを切って、最終的には限度額100万円のカードが上限に達した。そこで辞めればよかったものよ、2枚目のカードに手を出した。ここまできたらもう金銭感覚バカ以外の何物でもない。理由は分かっている。これが最後の紙チケ現場だったからだ。

 

それからというもの、ボーナスやらなんやらで少しずつ返済を続けてきた。2018年の春ツアー(通称:リペ魂)も、デジチケということもありそこまでチケットにお金をかけることはなかった。夏は24時間テレビがあるから現場がないことは分かっていたし、お金を使うこともない。年内には返済できる。そう思っていた。

 

しかし、夏の現場がないということが、私の思考を狂わせる原因だった。

 

「夏に現場がない=私にはお金がある」

こんな幻想に騙されていた。

いやwwwねぇよwwwだって借金抱えてるじゃねーかwww

…分かるよ。今の私には分かる。だけどこの頃の私はそんなこと1ミリも思っていなかった。

というわけで、急に引越しをすることになった。正直、引越しなんてこのタイミングじゃなくてもよかった。だけど、私には金がある。(ない)そんな脳内お花畑状態だった私は、あっという間に物件を決め、引っ越し、家具の買い換えやらなんやらで気付いたら80万円近くまで借金をすることになってしまったのだ。この額には正直自分も引いている。そして冷静に今後の自分の生活が不安になった。

 

正直、引っ越したことに関してはお金の面以外は良いことだらけなので、後悔は全くない。ただ、あまりにも計画性のないこの行動には正直自分でうんざりしている。

今までの自分だったらきっと、返済しながらも服や交際費にお金をかけてたりしていただろう。しかし、今は違う。

もちろん、服も欲しいし美味しいご飯は食べたいし、やりたいこともいっぱいある。自担のことも大好きだ。

だけど、このまま負債を抱え続ける生活をしているわけにはいかない。年齢も年齢だし、結婚もしたい。そう考えた時に、借金抱えてる女なんて早々売れるはずがない。そう思った私は、2019年は過去の自分の戒める期間ということで、本気で借金と向き合うことにしたのである。

 

 

長々と文章を書いてしまったが、私がここまで借金を抱えることになった理由を総括すると以下の通りだ。

・自分の入りたい席でコンサートを楽しみたいがために、チケットを買ってしまっていた

・2017年夏は、自分が好きな席で入れる最後のチャンスだったので、欲望のままにチケットを買ってしまった

・「現場がない=金がある」という間違った方程式を正だと思い込んでいた

 

特に3つ目に関しては完全にダメ人間の思考、一種の病気だ。この症状を抑えられるようにするためには長い年月がかかった。どうして抑えられるようになったかについてはまた別の機会にお伝えしたい。

 

次回は、実際に借金完済に向けて決意したことをお伝えしたいと思う。